TBS「好きか嫌いか言う時間」を見ていたら、東大生を輩出しているという先生(塾講師?)が次のようなことをおっしゃっていました。

私立型の問題 → 生類憐れみの令を出したのは誰か?
東大型の問題 → 生類憐れみの令を出したのは何故か?

なるほど、わかりやすい・・・と思いました。

そうなんですよね。

難関大学・高学歴大学といえど、私立大学はこういった知識を問う問題ばかりの印象があります。

で、難関国立大学は、もう少し思考力が問われるような問題も出る、と。

よく、日本の教育は知識詰め込み型で、それを突き詰めても受験ロボットになるだけだ(社会に出ても役に立たない)的な意見が言われてきました。

しかし、これは管理人の感覚からすると、少しズレを感じるところがあるのです。

「本当のトップ大学になってくると、詰め込みだけでは突破できない」という感覚です。

そういうところで点を取ろうとすると

知識詰め込み + 思考力問題にも対応できる力

の両方が必要になってくるのではないだろうか。


その勉強が社会に出てからの役に立つかどうかというと、そこには疑問符をつけたほうがいいのかも知れませんけれど。


しかし、恐ろしいのは、そういった思考力問題(の解き方)さえもノウハウ化して、知識として取り込んでいく、的な勉強法をやっていそうなところですね。
(東大受験のための予備校とか)

そうすると、やはり詰め込み?

こういうのを楽しんで出来る人がいるとしたら、もうゲームを攻略するような感覚なんだろうな、きっと。

自分は大学受験が楽しかったという記憶はあまりありません。

得意な科目はそれなりに楽しかったですが。

「どうしても、入りたい」という想いをモチベーションとして日々勉強していました・・・

人より上手に攻略できてくる(周りの受験生は苦労しているのに、自分はそれほど無理を感じずに点数が伸びていく)と、それでハイになって楽しくなるのかもしれないですな。