映画「ビリギャル」。

テレビ放送されたものを録画して視聴しました。

以下、内容に関するネタバレも含まれていますので、それをお知りになりたくない方はご覧にならないでください。


  ・

  ・

  ・

  ・

見る前は、「名古屋のあまり勉強ができないギャルだった子が慶應大学に受かる」という単なる受験映画かと思っていたのですが、それだけでなく、家族愛・友人愛なども描かれており、楽しみながら見ることができました。

でも、まぁ、大筋は大学受験を舞台としたシンデレラストーリー。

先生に「クズ」と言われるようなギャルが、あの慶應義塾大学の学生になるのですから。

1.難しい、夢のような目標を抱く
  ↓
2・それを本気でかなえたいと思う
  ↓
3.頑固なまでに、努力を続ける(一心不乱の努力)
  ↓
4.結果を出す

というプロセスに、(それを見ている)人の心を動かす何かがあるのでしょう。

ストーリーが進んでいくにつれ、「頑張れ、頑張れ!」と応援する気持ちが芽生えてきます。


ただ、一方、家の中の壁や階段のところに暗記したいメモ書きがたくさん貼られているシーンを見て、こんなことも思いました。

「旧帝大に受かるような人たちは、この5倍から10倍くらいの勉強量をこなすんだけどね」と。

5倍~10倍は管理人の感覚的なものですが、そう大きくはずれてもいない気がします。

ビリギャルは
勉強期間:1年半
科目:英語・日本史・小論文
という感じ。

(一般的に)旧帝大はこうはいかないでしょうから。


実際のモデルがいるのかどうかよくわからないのですが、ビリギャル・さやかちゃんが通う塾の同級生の男の子がかっこよかった。

弁護士の父親を見返すため、(父親と同じ大学の)名古屋大学→弁護士になることを志す男の子。

彼は名古屋大学一本に絞りますが、落ちてしまいます。

しかし、事もなげに「まぁ、もう1年頑張ってみるわ」とサバサバした表情で歩き出していきます。

失敗に直面したとき、あぁいうふうに振舞うことが出来るとかっこいいんだな。